有名映画のワンフレーズ Vol.1

英語力

有名映画のワンフレーズ Vol.1

有名映画のワンフレーズ Vol.1

英語が苦手。でも、ハワイで働きながら暮らしてみたい。そんな夢を持っている方におすすめの勉強法は、英語の映画やドラマを見ることです。英語で物語を見ているうちに、耳が英語に慣れて英会話が聞き取れるようになります。
有名映画のワンフレーズをお借りして、英語を勉強してみましょう。

I’m gonna make him an offer he can’t refuse.
彼が断れないようなオファーを出すんだよ。
  • ゴッドファーザー(1972年)

マリオ・プーゾの小説『ゴッドファーザー』を映画化。興行記録を越える大ヒットとなり、アカデミー賞にて作品賞、脚色賞、主演男優賞を受賞。アメリカ国立フィルム登録簿に永久保存されている作品です。例え見たことのない方でも、タイトル程度なら知っていると言う方が多いのではないでしょうか?マフィアの世界を克明に描き、魅力的なキャラクター、重厚な演技演出、緊迫感。とても素晴らしい名作です。
このフレーズは、「断れないほどの良い条件を出すんだよ」の意味で使えるフレーズです。仕事で使ってみたくなります。

In case I forget to tell you later, I had a really good time tonight.
万が一忘れた時の為にあらかじめ言っておくね。今日は本当に楽しかった。
  • プリティー・ウーマン(1990年)

赤いドレスを着たヴィヴィアンを秘密のデートに連れて行くエドワード。その時に、2,500万円もするネックレスをヴィヴィアンに貸します。デートに出かけようとする直前、ホテルのエレベーターの中でヴィヴィアンが伝えたセリフがこのフレーズです。
この人となら絶対に楽しいデートが出来ると思うからこそ伝えられる一言。しかも、楽しすぎて伝え忘れてしまったらいけないからと、デートの前に伝えます。今は、携帯メールで簡単にお礼を伝えられる時代ですが、この映画のようにさらりとデートの前にお礼を伝えてみてはいかがでしょう?

Hope is a good thing, maybe the best of things.
And no good thing ever dies.
希望は良いものだ。おそらくすべての中で最高のものだ。
そして良いものは決してなくならない。
  • ショーシャンクの空に(1994年)

冤罪で投獄された銀行員が、ショーシャンク刑務所の中でも希望を捨てずに生き抜いていく映画『ショーシャンクの空に』は、スティーブン・キングの小説『Rita Hayworth and Shawshank Redemption(刑務所のリタ・ヘイワース)』が原作。受賞はしませんでしたが、アカデミー賞の7部門にノミネートされるほど、評価の高い作品です。
世の中を生きていると、誰もが辛いことや理不尽なことで、苦しい思いや肩身の狭い思い、悲しい思いをすることがあります。そんな時でもこのセリフを呟けば、希望をもって前向きになれるような希望にあふれたフレーズです。

Today is the first day of the rest of your life.
今日という日は、残りの人生の最初の一日。
  • アメリカン・ビューティー(1999年)

娘の友人に恋をする父親。父親のことを嫌っている娘。見栄っ張りな母親。アメリカの平凡な中流家庭が崩壊していく姿をコミカルに描く『アメリカン・ビューティー』は、第72回アカデミー賞や様々な賞を受賞した映画です。
「忙しい」「時間がない」そんなことを言って、大切なことに手をつけないまま時間が過ぎていく。時間があっても、何となく過ごして1日が終わっていく。誰もがそんな日々を送りがち。そんな時に、ぜひ口にしたい英語のフレーズです。

Act your age, not your shoe size.
靴のサイズじゃなくて、年相応の振る舞いしなさいよ。
  • アップタウン・ガールズ(2003年)

父の遺産を使って高級住宅地アップタウンに一人で暮らすお嬢様モリーは、ある日一文無しになってしまいます。仕事など今まで一度もしたことのない彼女は、友人のつてでようやく仕事を見つけます。その仕事は、8歳の少女レイのベビーシッター。レイは早熟で神経質。大人になりきれていないお嬢様のモリーとは、まさに正反対の子供。
そんなモリーに対してレイが言った皮肉がこのフレーズです。8歳の少女が大人に向かって「子供みたいに振る舞うのはやめて、大人になりなさい」と言っているのです。子供っぽい相手に対してイラッとした時に、使ってみたい皮肉です。

Live it up! You'll be a long time dead!
Don't let the worms have all the fun.
人生を楽しめ!死んだら終わりだ。人生は一度きりさ。
  • クリスマス・キャロル(2009年)

19世紀ロンドン。強欲で冷淡で無慈悲な老人スクルージは、心の温かな愛情などとは無縁の生活を送っています。金儲け一筋で、隣人からも取引先からも嫌われているスクルージ。そんな彼の元にクリスマス前日の夜。マーレイ老人の亡霊がやってきます。彼は、生前の自分の行いのせいで、死後どのような悲惨なことになるのかを伝えます。
イギリスの小説家、ディケンズの有名なこの小説を読んだことや、クリスマス時期に伝え聞いたことがある方が多いのではないでしょうか?
人生は死んだら終わり。一生に一度だけの、自分が主役の物語です。スクルージはその後「ロンドンで一番クリスマスの楽しみ方を知っている人」と呼ばれるようになります。後悔しないよう、楽しんで生きて行きましょう。

英語力一覧