日本で話す力のスキルアップ
英語力
日本で話す力のスキルアップ
日本で話す力のスキルアップ
日本人の英語の発音は、そうしてもカタカナの発音になりがち です。
それは実際の英語の発音とは大きくかけ離れているものなので、まずはそのことを理解して、先入観をなくし、正しい発音を身につける準備をしましょう。
学習には、必ずネイティブスピーカーの音声を用いるようにしましょう。カタカナでの発音や自己流の癖をつけてしまうと、ネイティブな英語には程遠いものになってしまいます。
英語の発音とアクセント
日本人が話す英語は、ネイティブになかなか通じないことがあります。英語と日本語では、発音が大きく異なることが原因で、その発音を充分に習得していないためにネイティブには通じないという場合が多いです。
日本人が間違いやすい(苦手な)発音は、「R」・「L」・「V」・「Th」・「Wh」・「F」の6つ。これらは、実際にはカタカナでの発音とは大きくかけ離れているのに、ついついカタカナで表現してしまいがちです。そのために通じないのです。
発音記号は全部で50個程度。英語を話せるようになるには、必ずマスターする必要があります。
発音の学習としては、中学校の教科書に戻っても良いのですが、出来ればCD付きの書籍などを選ぶとよいでしょう。
また、英語には独特のアクセントがあります。「-cian」・「-sion」・「-tion」などは、規則によって第一音節にアクセントが来るなど、アクセントの位置は規則で大体決まりますが、そうでないものも少なくないので注意が必要です。
正しい発音とアクセントを習得するには、リスニングの教材や音声付きの英語の辞書を使って、まず耳から覚え、それを自分の口で繰り返してみることが大事です。
すべての単語の発音とアクセントを正確に覚えるためにも、英単語集や辞書は音声付きのものを選ぶと効率が良いでしょう。
英語のリエゾンとエリジオン
発音やアクセントが難しく感じられるのは、単語間の音の連結(リエゾン)や音の脱落(エリシオン)のせいです。
リエゾンは日本語にはない特徴なので、よけいに難しく感じるのかも知れません。
英語では、子音は後に続く母音と必ず連結して音が変化するために、このように音の連結が起こるのです。
特にアメリカ英語では、t は単語の先頭に来ない場合には、日本語の「ラリルレロ」に近い音に変化しますので、「リーズィー」といった音に変化します。
Check it out.(これ見てよ)も、「チェックイットアウト」ではなく「チェケラ」のような発音になります。
例えば、Sidneyというオーストラリアの都市名ですが、この単語では、「dn」 と子音が連続しますので、前の子音、d が脱落して、Si(d)ney「シッニー」のような感じに発音されます。
ですから、「シドニー」しか知らない人にとっては、何を言っているのか分からいというわけです。
Good timing! (良いころあいだね)も、「グッドタイミング」ではなく、Goo(d) timing!「グッタイミン」のようになります。
リエゾンもエリジオンも、慣れないと難しいものですから、まずはネイティブな発音を聞いて耳を慣らすことが大事です。
自分の好きな洋楽を聞くのも良いでしょう。
歌詞を覚えて自分で口ずさんでみれば、自然と英語のアクセントやリズムが身に付いてくるものです。
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